時はちょうど花組が慰安旅行で国定村へ行ったときのことである。 その日かすみ、由里、椿の三人は支配人室へと呼び出されていた、 「かすみさん、由里さん。いったい米田支配人何の用なんでしょうかね?」 「う〜ん、いつものように「お酒を買ってきて欲しい。」って言うんじゃないでしょうね。」 「ありえるわね、由里。ちょうど前に頼まれたお酒の代金もいただいてないし、この際きっちりとお金を返してもらいましょう!」 支配人室の前にして三人はそんなことを話していた。 トントン、 かすみがドアをノックする。 「おう、入ってきていいぞ〜。」 あいかわらずのへべれけた声の返事が返ってきた、 「「「はい、失礼します。」」」 三人は支配人室へと入っていく、 とすぐに由里と椿がまくしたてる。 「支配人、お酒を買ってくるのはいいですけどちゃんと自分のお金で買ってくださいね!」 「そうですよ、前回のお金もいただいてないんですから!」 すると米田はポカンとした顔をして、 「おいおい、何の話だ?俺は別に酒を買ってこいなんて言った覚えはないぞ。」 「えっ、用ってお酒を買ってこいって言うことじゃないんですか!」 由里はびっくりした顔をしてこう言った、 確かに米田は酒を買ってこいなんて一言も言っていない、 思い込みの早とちりである。 「それじゃあ何のお話でしょうか?」 かすみは米田に話を進めるよう促した、 「ああそうだったな。実は花組が休みをとって旅行に行ったろ、それではお前たちに不公平だということでお前たち三人にも休暇をやろうと思ってな。」 「やった、ひさしぶりに休みが取れる!」 「ええ、よかったですね!由里さん。」 しかしかすみだけは心配そうな顔をして、 「でも私たちが休みを取ったら事務の仕事の方は・・・・。」 「ああ、心配しなくていい。どうせ仕事もそんなにたまってないからな、俺とかえでくんだけで十分だ。」 かすみはそれならばということで安堵の顔を浮かべた、 「ただし、やれる休みは明日一日だけだ。まあ久しぶりの休みを楽しんでこいや。」 米田は手に持っていた一升瓶の酒をコップにつぎながら、 「用はこれで終わりだ。ほら、さっさといかねえか、これじゃあゆっくり酒も飲めやしねえ。」 「「「はい、それじゃあ失礼します。」」」 三人はそんな米田の態度に苦笑しながらその場を辞した。 急な休みである、 それも一日しかない、 そこで三人はいったん事務室に戻り明日のことについて話し合うことにした。 さっそく由里が、 「ねえねえ、せっかくだから三人でどこか行きましょうよ!」 「でも由里、休みは一日しかないのよ、遠出はできないわ。」 「う〜ん、休みが一日しかないしそれでどこに行けるかよね〜?」 かすみと由里が明日どこに行くかを考えているところ、 椿が何か思いついたらしく、 「それじゃあ、久しぶりに花やしきに行きませんか?最近新しい乗り物が増えたらしいですよ。」 「おっ、グッドアイデアよ椿!あたしのチェックによると新しいローラーコースターができたらしいわね。まだ実際に乗ったことないし試してみなくちゃ〜!」 手のひらを組んで嬉しそうな表情を浮かべ由里はそう言った。 かすみはそんな由里を見て結論を出したらしく、 「じゃあそうしましょうか。それじゃあ明日の9時に帝劇に集合して帝鉄で浅草に行きましょう。」 「はい、わかりました〜!」 かすみの言葉に椿は元気よく返事をするのであった。 今日は朝から雲一つないいい天気である、 まるで天気が三人を祝福してくれているかのようである。 三人はすでに花やしきの前にいた、 今日は日曜日ということもあり大勢の子ども連れのお客がいた。 「ずいぶん混んでますね〜!」 「まあ今日は日曜だからしょうがないわよ、由里。」 「ねえ、かすみさん、由里さ〜ん。早く入場券を買って中に入りましょうよ〜!」 椿はずいぶんとご機嫌である、 それも仕方あるまい、 最近は帝劇の仕事が忙しく三人で花やしきに仕事以外で来るのは一年ぶりなのだ。 そんな椿を見てかすみと由里は微笑んで、 「じゃあ二人とも今日はおもいっきり楽しみましょうよ!」 「そうね、それじゃ行きましょう。」 そして三人は入場券売り場へと向かうのであった。 売り場の行列に並んでいるさなか、 『ごうが〜い、ごうが〜い!』 新聞社の社員であろう人が号外を配っていた、 その人はかすみに号外を渡す。 「あら、何の号外かしら?帝都日報・・・・。」 「何が書いてあるんですか?かすみさん。」 由里と椿は興味深そうにかすみを見ている、 「え〜と・・・。今朝、強盗が浅草の銀行に押し入り現金3万円を奪い今も逃走中・・・ですって!なお目撃者の証言によると犯人の様相は体がでかく、ひげづらで黒の帽子をかぶっている・・・らしいわ。」 その号外には一面に大きな見出しで「浅草ニ銀行強盗押シ入ル!」と書かれてある。 「ええっ、もしかしたらこの近くにいるかも・・・。」 顔を真っ青にしておびえる椿に対し由里は冷静に、 「大丈夫よ椿、こんなに人がいっぱいいるところに来やしないわよ。」 「そうよ大丈夫、心配しなくていいわ。」 そんな二人の言葉に椿は安心したらしく、 「そうですね、こんなところに来るわけありませんよね!」 ふたたびにこやかな笑顔を向けるのであった。 三人が入場後、 最初にやってきたのは最近できたばっかりのローラーコースター、 話によるとこの前まで花やしき支部にいた紅蘭が設計したらしい。 ローラーコースターに乗っている人たちの悲鳴があたりを包んでいる、 当時としてはすごく刺激が強かったのであろう。 そんな悲鳴を聞いてかすみは、 「ねえ、由里、椿。本当にこれに乗るの?」 「当たり前じゃないですか!これに乗らないで何のために花やしきに来たんですか。」 由里はかすみの手を引っ張りむりやり搭乗口に連れていく、 かすみは案の定足で踏ん張り抵抗する、 そんな二人を見て椿は一抹の不安を感じながらも久しぶりに乗るローラーコースターにワクワクしていた。 『えー、これよりローラーコースターが発車いたします。体を固定いたしますので動かないようにしてください。』 由里と椿はいかにも楽しそうに発車を待っているが、 かすみの顔だけひきつっている。 『それでは発車いたします。』 ピ〜〜〜〜〜、 ガタン! ローラーコースターは発車し、 まずは急な上り坂をゴトンゴトンいいながら登っていく。 「ねえ、これ何で登っていくの?ねえ、由里、椿!」 かすみの口数が多くなってきた、 どうやらかすみは恐怖状態に陥ると多弁になるらしい。 ついにローラーコースターは上り坂の頂点に達する。 ガタン! ローラーコースターが急降下を始める! 「キャア〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」 かすみの声にかき消されて由里と椿の声が聞こえない、 由里と椿の様子を伝えると二人は至って楽しそうな笑顔を浮かべていた。 ローラーコースターはそんな調子で大回転、ひねり、後ろ向きと続く、 もちろんかすみの絶叫も続くのであった。 ・・・・・・・・・・・、 そんな絶叫の宴が終わり降りてきた三人、 由里と椿はケロっとしているがかすみはフラフラで顔が真っ青である。 そんなかすみを気づかってか椿が、 「あ〜おもしろかった!もう一回乗りましょうよ、かすみさん!」 ・・・・全然気づかってない。 「かすみさんってば何で轟雷号や翔鯨丸、ミカサだとかは平気なのにローラーコースターはダメなのかしら?」 由里がそんなことを言うがかすみは聞いていない、 近くにあったベンチに倒れ込んでウンウン唸っているのであった。 しばらくしてなんとかかすみが復活しまた三人は花やしきをまわり始めた。 そこで今度はどこに行こうかということで椿が、 「じゃあ今度はどこに行きましょうか?」 「う〜ん、それじゃあお化け屋敷に行かない!」 由里がそう言ったとたん、 今度は椿が「エッ!」っといった顔になる。 「あら、椿。もしかして怖いの?」 「い、いえ!そんなことありませんよ!」 椿は言葉では否定するが表情はそのことを物語っている、 「それじゃあ行きましょうよ!きっと楽しいわよ。」 「い、いや、あっ、そうだ!あたしちょっと気分が悪くなっちゃって・・・。かすみさんと二人で行ってきてくださいよ。」 「何いってんのよ、さっきまであんなにはしゃいでいたくせに。ほら行くわよ!」 そこで由里はローラーコースターのときのかすみの様に椿の腕を引っ張りむりやりお化け屋敷へと連れていくのであった、 椿は涙目になって抵抗していたのだったが、 結局お化け屋敷の中に連れていかれてしまった。 中は薄気味悪く生暖かい風が吹いている、 空中には人魂が飛んでいてなんて事はないお化け屋敷に見える。 「ねえ〜、かすみさん、由里さん。置いていかないでくださいね〜。」 「大丈夫よ椿、どうせ作り物なんだから。」 「・・・・かすみさん、そんな身もふたもないこと言わないでくださいよ。」 かすみが先頭を歩き由里がその一歩後ろ、 椿が由里にすがりつくかのように後ろにぴったりとくっついていた。 三人が定番の墓場の半ばまで来たときのことだった、 後ろを歩いていた椿の横から急にいかにもという白装束の幽霊が姿を現したのだった! 「キャア〜〜〜、お、お化け〜〜〜!!!!」 さっきのかすみより大きな声で泣きながら椿は悲鳴を上げた、 バキッ! ・・・と同時にその幽霊の顔面をものの見事に殴っていたのであった! 「ギュウ」というかすかな声を上げ幽霊は倒れた。 「あ〜あ、やっちゃった・・・・。」 「あら、由里。この人どこかで見たことない?」 そりゃそうであろう、 花やしきで働いている人は切符売りでもお化けの格好をしている人でもみんな花やしき支部の人なのだから。 椿はまだ泣いているが三人は倒れている幽霊をほっといて構わず先に進んだのであった。 「もうそろそろ一回休憩しませんか?あたしのどカラカラです。」 お化け屋敷から出たあと椿はそう言い出した、 そうであろうお化け屋敷であれだけ叫んだのだから。 「もうしょうがないわね〜!それじゃあ、あそこの売店で何か飲み物買ってくるから待ってて。」 「いえ、私が買ってくるわ由里。」 「えっ、そうですか!それじゃあお願いしますね。」 そういってかすみは売店に向かった。 そして売店でジュースを三つ買ってきて戻ってくる途中のことである、 ドン! 男の子が向こうから走ってきてかすみにぶつかってきたのであった。 「痛たたた・・・・。だ、大丈夫?ボク!」 「ご、ごめんよお姉ちゃん。これから向こうで「少年レッド」ショーが始まるんで急いでたんだ。」 「しょうがないわね、これからはちゃんと前を見て走るのよ。」 かすみは母親のような表情をしながら男の子の服についたほこりを払いそう言った。 「うん、本当にごめんよ。」 そう言い残すと男の子は向こうにあるステージに向かい走っていった。 かすみは由里と椿のもとへと戻って、 「はい、由里、椿。ジュース買ってきたわよ。」 「ありがとう、かすみさん。」 「ところでかすみさん、さっき男の子とお話していましたけど何を話していたんです?」 「ん、さっきのこと?ここに戻ってくる途中男の子にぶつかられっちゃって。なんでももうすぐ「少年レッド」ショーが始まるから急いでたって。」 そんなことを話しているときだった、 突然! 『キャー!!!』 向こうのステージの人だかりから叫び声が聞こえた! 三人は真剣な顔になり振り向く、 「な、何?いまの悲鳴!」 「向こうのステージから聞こえたわ、由里!」 「早く行きましょう、一体何が!」 三人は走ってステージの人だかりに向かうのであった。 行ってみるとステージの段の上で一人の男が男の子の首筋に包丁をあてて叫んでいた、 「おら、早く逃走用の蒸気自動車を持ってこい。このガキがどうなってもいいのか!」 「あっ、あの男の子。私がさっきぶつかった子だわ!」 かすみはその人質となっている男の子を見るなりそう言った。 その男の姿格好はというと、 ひげ面で体が大きく黒の帽子をかぶっている。 「ええっ、ひげ面で・・・。」 「体が大きくて・・・。」 「黒の帽子をかぶっているですって〜!」 「「「もしかして、銀行強盗!」」」 まさに花やしきに入るときに配っていた号外に書いてあった銀行強盗の犯人にそっくりだったのである、 男はなおも男の子を人質にとり怒鳴り続けている。 「誰か!誰か息子を助けて!」 三人の近くにはあの男の子の母親だろうか、 なにもなすすべがなくただ泣き叫んでいる。 「ど、どうするんですか!このままだったらあの男の子・・・。」 椿は緊迫した声を上げる、 確かにこのままでは男の子に危険が及ぶ可能性がある。 かすみは何か決意をした面持ちになり、 「・・・・私があの子の代わりに人質になりに行くわ。」 「えっ、かすみさんいくらなんでも危険です!」 「そうです、危ないですよ!」 「・・・・由里、椿。私たちは帝国華撃団の一員、市民の安全と平和を守るのは私たちなのよ!」 「「かすみさん・・・。」」 「二人とも・・・、そんなに心配しないで。大丈夫だから。」 かすみはウインクをし笑顔でそう言うと人だかりをかき分けて強盗の方へと向かっていった。 「な、なんだてめえは。このガキがどうなってもいいのか!」 「子どもを人質にすることはないでしょう、代わりに私を人質にしなさい!」 と、かすみは説得する。 少し考える格好をして強盗が、 「へっ、いいだろう。女の方が俺もいいしな。」 いやらしい目をかすみに向けてそう言った、 「それじゃあ、その子を離しなさい!」 「それはお前がこっちに来てからだ。」 かすみは男の手に捕まり男は約束どおり男の子を離した。 男の手から解放された男の子の頬に手を当て泣いている男の子の涙を拭ってやる、 「お姉ちゃん・・・・。」 「怖かったでしょう、もう大丈夫だからね。あのお姉ちゃんたちのところに行ってなさい。」 「う、うん!」 男の子は自分でも涙を袖でゴシゴシ拭きながら元気よく返事をする、 そして母親の方へと走っていった。 すると強盗は下卑た声でかすみに、 「おい、早くこっちに来い!」 とかすみの肩を掴もうと左手を差し出す。 かすみはキッと強盗をにらみ、 「・・・こんな子どもを人質に取るなんて許せないわ!」 瞬間、 かすみは強盗の伸ばしてきた手を取り勢いよく右側に回り込みわき固めをかける、 それと同時に左足を払い全体重を乗せ遠心力をも利用したひじ打ちを強盗の延髄にたたき込む! ドゴッ! 「グハッ!」 前のめりに倒れ込みかすみのひじ打ちと地面にサンドイッチされた強盗は小さなうめき声を上げる。 「風光藤井流古武術・柔の法『烈風』。」 かすみはそういうとすその埃を払いながらにっこりと微笑んだ、 それを見ていた由里と椿は驚いている。 「ゆ、由里さん。かすみさんって強いんですね〜!」 「そ、そういえばかすみさんって昔聞いたんだけどお祖父さんに『乙女のたしなみだ』って武術を教えてもらったって行ってたけど・・・。」 「そ、そうなんですか・・・。」 椿はそれを聞いてポカンとしている、 乙女のたしなみでここまでの技を教え込むジジイとはいったい・・・・。 結局強盗は後から駆けつけた花やしきの警備員(風組の隊員)に連れて行かれ警察に引き渡された、 その後の事である、 その人質にされていた男の子が母親と一緒にお礼に来たのであった。 「本当にありがとうございました、何とお礼を言って良い事やら・・・。」 「いえいいんですよ、当然の事をしたまでですから。」 かすみは頬を赤らめて遠慮しがちにそう言う。 すると男の子がかすみに、 「ありがとう、お姉ちゃん!お姉ちゃんってとっても強いんだね!」 「フフフ、でもよかった何も怪我がなくて・・・。そうだわ、今度帝劇にいらっしゃい案内してあげるから。」 「うん!」 男の子は明るく元気な声で返事をする、 そして男の子と母親は再度礼をいい帰っていった。 「二人とも、私たちもそろそろ帰りましょうか。」 「そうですね。・・・・それにしても今日は大変な一日でしたね〜。」 由里は疲れた表情をしてそう言う、 それに対し椿は、 「いいじゃないですか、男の子も助けることができたんだし。あたしはとっても楽しかったですよ!」 「そうよ由里。・・・・でもローラーコースターはもう当分いいけどね。」 かすみがそう言うと由里はクスリと笑い、 「そうですね、今日みたいな日もたまにはいいですよね!」 「そうそう。さあ、また明日から仕事よ。二人とも頑張りましょう!」 すると由里は「ええっ!」といった顔になっていた、 それを見てかすみと椿はクスクス笑っている。 空は真っ赤な夕焼けに包まれている、 そして早めの三日月がその夕焼けにポッカリと浮かんで薄い紅色に染まっていた。 そのとき三日月は三人を見て頬を赤らめて微笑しているように見えた・・・・・。 <<了>> |
あとがき(座談会partV) かすみ「今回も・・・。」 由里「読んでいただき・・・。」 椿「ありがとうございま〜す!!!」 かすみ「あら、今回も筆者はいないの?」 椿「由里さん。またどこかに閉じ込めてきたんですか!」 由里「こ、今回は違うわよ!ほんとにどこにいったか知らないんだから!」 かすみ「まあ、いつか来るでしょうから先に進めていましょう。」 由里「それで今回の話ですね、今回は花やしきでのお話ですけどどうして花やしきなんです?」 かすみ「なんでもここしばらく筆者が遊園地に行きたいって騒いでいたらしくてその欲求がこの話を書いた理由らしいわよ。」 椿「ところでかすみさん、いつのまにあんな武術を使えるようになったんですか?」 かすみ「筆者の設定によると昔私は祖父に武術を「乙女のたしなみ」程度に教わったっていうことになっているわよ。」 由里「ええっ!あれが・・・。」 椿「乙女のたしなみですって〜!」 かすみ「ええ、今回出てきた「風光藤井流古武術」は昔の水戸藩、今の茨城県の二代藩主・徳川光圀(水戸黄門)が藤井家に創設させたと言われているんですって。」 由里「かすみさんがいくら茨城県出身だからって筆者も無理な設定つくったわね〜。」 椿「(ボソッ)これじゃ本当にかすみさん、お嫁に行けませんね。」 かすみ「・・・・何か言った、椿?(-_-#)」 椿「い、いえっ!何でも!」 由里「地獄耳・・・・。」 椿「そ、それじゃあ今日はここら辺でお、お開きにして煉瓦亭に行きましょうよ!」 由里「そ、そうですよ!お開きにして行きましょう!」 かすみ「しょうがないわね・・・、それじゃあお開きにしましょうか。」 由里「そしたら今回も読んでいただき。」 かすみ「ありがとうございました。」 椿「それではこの辺で・・・・・。」 三人「また次回、お会いいたしましょう!」 ゆっくりと幕が降りる、 そのとき舞台袖から何か音が、 やれやれおくれたおくれた、 いや〜ゴメン遅れっちゃって! あ、あれみんなどこに行っちゃたの? ・・・・・・・・・・・・・、 さ、寂しい。 初春の風が筆者には冷たかった。(笑) |