ズガンッ!! 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」 突如襲った衝撃に大神の体調が変化する。 その情報は大神の服に内蔵された計測器を通して、帝劇地下の主指令室へ伝達される。 「脈拍、血圧上昇中!!瞳孔もやや開き気味ですっ!!」 「いかんっ!いまの衝撃で自律機能に障害が起こったぞっ!!」 「何とかならんのかっ!!」 「駄目ですっ!!こちらの命令を受け付けませんっ!!」 一斉に警告ランプの灯もった指令室に、制御卓に就いたオペレーター達の悲鳴にも似た叫びが響く。 「鎮まれっ!!」 混乱の度合いを増す室内に、長官の力強い声が響いた。 「大神を信じろ!!奴ならこの苦難を乗り切ることが出来る筈だっ!!」 「長官・・・・・・・。」 「長官・・・・・・・。」 大神に寄せられた絶大な信頼に、部屋の空気が落ち着きを取り戻そうとしたその時、新たな叫びが皆の心を打ち砕いた。 「大変ですっ!!血液中のアドレナリン濃度が急上昇っ!! 大神さんは自分で自分を制御出来ませんっ!!」 「んなにぃっ!?」 その瞬間、大神は自らの意志に関係なく、身体が動き出すのを感じていた。 「かっ、身体が・・・・・。 身体が勝手に風呂場の中ぇぇぇぇぇぇぇっ!!」 あとは勇気で補ってみよう。(笑) おしまい |